五百川(いもがわ)といえば中学の時、好きだった男の子が住んでいて、遊びに行った帰りにチャリで八木前のバス停まで送ってもらいました。
甘酸っぱい思い出です。
私は三条市下田郷の生まれです。純血です。
水がきれいなところはカメ虫が多いのですが、茶色い、くさいほうのカメ虫も、このくらいの季節にはもう家族のようでした。
目を覚ますと枕元にいて、飲んでる味噌汁の底から出てきたこともありました。
きれいな水で育つお米は、おいしいです。下田の米はほんとにおいしい。
友人のお父さんが「日本の棚田百選」に選ばれている、「北五百川の棚田」約7.5アールを耕作しています。
少し前はカタクリとヒメサユリが見ごろで、連日観光客が訪れていたそうです。
写真は奇跡の白いカタクリ、春の光を浴びた棚田とヒメサユリです。
友人の旦那さんが撮影しました。
春夏秋冬、訪れる人には自然との美しい調和を見せてくれる棚田ですが、維持するには大変な苦労があるそうです。
猛暑や長雨は米の出来ばえにひびき、サルやイノシシが出る年は、地面を掘り返したり、あぜを壊すイタズラをし、その対策に手が掛かるそうです。
田植えは一部機械も使いますが、行き届かないところは家族で手直し、この時期はお父さんもお母さんもおむこさんも、朝早くから作業をするそうです。
北五百川の棚田は、農林水産省の棚田オーナー制度などにより、全国各地からオーナーが田植えや稲刈りなどの農作業に参加しています。